私、すっかりホリデーメーカーになってしまいましたが、故郷コークを後に首都ダブリンへの移動準備に入りました。
「レーベルカウンティー」と言われるコーク。権力に媚びない、いわば日本の大阪のような気質がある街ですが、時代は変わりすっかりホリデーデスティネーションになった感があります。
今日は、今までお世話になった感謝のしるしとして、家の庭の大掃除を断行します。
日本ではフクシアと呼びますが、こちらアイルランドでは国花とまでは言わないですが、それに匹敵するポピュラーな花です。
勿論アイルランドの国花で商標登録されているシャムロックが世界に広くアイルランドの植物として知られており、どの国へ行っても「シャムロック=アイルランド」というホットラインイメージがあるのですが、こちらのアイルランド国民にすれば「シャムロックは地味すぎる」との概念もあり、ガーデニング好きはまずこのフーシャを咲かすことが一般です。8月はじめから9月はじめに、アイルランド各地で咲き乱れ目を楽しませてくれます。
(8/29付アイリッシュタイムズ紙~ゴールウェイにアメリカ人ツーリスト一行様!)
ゲーム・イベントのみならず観光にゴルフ、祖先探しツアーと皆様思い思いの旅をされているようでアイルランド政府観光庁の狙いがズバリとはまっているようです。
アメリカでは試合やイベントを全米放送。メディアもこんな小さい国に100人単位でやってきます。試合で使ういわゆるヘルメットなどの道具運びでは航空機1機のカーゴを貸し切るほどだそうで・・・・アイルランドにおける経済効果も莫大でありケニー首相やヒギンス大統領もお目見え、バクパイプやマーチングバンドの首都行進、アイリッシュミュージックとチアリーダーのセッション(・・・・どんなセッション?想像つかん・・・)アイルランド人気と伝統のGAAとのコラボイベントもあります(本当に仲良くやってるとは私は思えませんが)・・・ある広報担当には「君の国籍は日本なのかアイルランドなのか」と冗談交じりで言われ余計なお世話、と言いたいところですが。
とにもかくにも移民大国アイルランドとアメリカ合衆国の関係の深さを象徴する題材として、このファイティングアイリッシュVSネイビーの「エメラルドアイルクラシック~アイルランド首都ダブリン開幕戦」は最適の舞台だと思います。付随するビックイベントも目白押し。
アイルランドが「スーパーボウルウィーク」になっってしまった感があります。
ということで、いよいよ第二の故郷ともしばしのお別れ・・・家族の無病息災を祈るばかりです。
コークでの思い出を胸にきざみ、旅は続きます・・・・・
Thank you Corcaigh・・・
(Report:TORU TAZURA Irish Network Japan 30,Aug 02:00AM :Republic of Ireland Local Time)