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2011年9月7日水曜日

☆【INJ Essay】☆「What’s the craic? 天気は悪いが今日も元気!わかふぇよしみのゴールウェイ徒然草」Vol 6~「WA CAFE 3周年!!!」☆



WA CAFE 3周年!!!

みなさま、WA CAFEちゃん、先月やっと3になりました!これまでのわかふぇをサポートしていただきましたお客様、お友達のみなさん、サプライヤーさま、ご近所さま、そしてweb等でわかふぇの存在は知っているけどまだお越しいただく機会がなくお会いしていないお客さま方、そして親愛なる現/WA CAFEスタッフのみなさま、この場を借りてこれまでのみなさまのご愛顧ご支援ご協力のお礼を申し上げます!本当にありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いいたします!






2008年88日、縁起の良い「8」の字が揃い、和暦では「大安」、中国の宿曜道では二十八宿中の最吉日と言われる「鬼」の日、という幸運な印がたくさん揃ったスーパーラッキーデーにわかふぇをオープンして以来、3年間突っ走って来ました。2008年の6月に店舗の契約をしてから一ヶ月とちょっとかけて準備し、オープンしたのですが、開店後すぐの9月に米国のリーマン・ブラザーズが破綻し、それが引き金となって世界的な金融危機に陥り、そしてそれは徐々にアイルランドの経済にも影響をおよぼし、201011月にはアイルランドが財政危機となり・・・もう、踏んだり蹴ったり・・今から思えばWA CAFÉのこれまでの道のりはまさに不景気の始まりとともに進んできた3年間でした。もし開店前にこのようなことになる、と分かっていたらわたしは二の足を踏んでいたかもしれません。その時のわたしは世界で何が起こっているのかよく知ろうともせず、ただただ「やりたい」という情熱だけで前に進んでいました。儲からなくても新しい商売を始めたらこんなものだという感じで必死に働いてきました。とにかく目の前にあることを毎日やっていくことに忙しく、「不景気」「先行き不安」とか考えている時間もなく、とにかく店を毎日ちゃんとした状態で営業させるのに精一杯でやってきました。









3年たってやっと周りをゆっくり見渡せる状況になり、今うちの店がこの不景気をサバイブした、と感じます。(この不景気が収束に向かっているかどうかは、?ですが、とりあえずいまのところは・・)ゴールウェイシティセンターたくさんのお店がこの3年間に倒産閉店しました。街じゅうに「To Let」の看板が増え次のテナントが長い間決まらないまま空き物件になっている貸店舗がごろごろしています。不動産の値段は約3分の2になりました。この不景気で人々は外食を控えるようになり、それまではポッシュで広告を出さなくてもお客さんが入っていた高級レストランでさえも、安いセットメニューを出すようになったり、ギネスが4ユーロ以下で飲めるパブが出現したり、どの店も少しでも多くのお客さんを取り込もうと、あの手この手を使い始めました。
 









ありがたいことに、WA CEFEでは、初めの母数自体が小さいのでこんな感じですが、3年前と比べると売り上げは3になり、最近、今まで食に保守的だったごく一般的なアイルランド人のお客さんも増えて来ていて、常連層のすそ野が広がって来ていると感じます。
うちは3年前からメニューも値段も変わっていません。日本のバブル崩壊を経験した私は不景気の中でも質の高いものをお値打ちに提供する企業は生き残っていくことは学んでいたので、楽な商売をするのではなく、とにかく、良心的な値段で海外によくあるような「なんちゃって日本食」ではなく日本人が普通においしいと思ってくれる普通の日本食を提供していきさえすれば商売は軌道に乗っていくだろうと、と思っていました。でも、まさか3年かかるとは思いませんでした。。(まだまだこれからがスタートですが・・)。一般的に言われるのは、新しい商売が軌道に乗り始めるのは2年目から。ゴールウェイではビジネスが比較的始めやすいからか、みんな簡単に新しい店をオープンして半年もたたずに閉店、ということがよく起こっています。WA CAFÉが今ある場所はそれまで半年後ごとにテナントが変わる、あそこは商売にならないよ、とみんなが噂していたところで、WA CAFEの前にはピザテイクアウェイ、アフリカンショップ、ポーリッシュショップ、チャイニーズテイクアウェイの店、ロシアンカフェとエスニックな店の開店閉店が続いた店舗でした。その経緯を聞いてわたしは「エスニックショップが西からずっと移動して来たんだ。次はジャパニーズで極東だからこれで打ち止めね」と商売が続かないというジンクスを破ることにしました。初見の段階でこの店舗に一目惚れしていた私にはもう「絶対ここ」という思いしかなくどんなにネガティブな要素があっても耳に入って来ませんでした。(はい、思い込みが激しいタイプなんです♪)そして惚れ込んだ要素のひとつにここの住所もありました。13 New Dock Street, Galway。西洋では忌み数ですが「13」はわたしのラッキーナンバーなんです♪一生懸命やって来た甲斐あってご近所さんからは「今までで一番続いている店だよ」と褒められています。
 
 
 
 
 
さて、こんなわかふぇちゃんですが、ここまで来るのに本当にたくさんの人たちに手を貸してもらいました。WA CAFÉは開店当初から一緒に働いてくれた人達と力をあわせて作って来たお店です。ひとりひとりの名前と達成事項を挙げて紹介したいくらいですが膨大な数になりますね~。それはまたの機会に。開店当初に手伝ってもらった寿司ガールズ達は特に印象に残っています。日本から来たワーキングホリデー第一期生の人たちです。天気も悪いし、なかなか日本からパッと来られる所ではないからという理由でしょうか、それまでアイルランド、特にゴールウェイに住んでいる日本人というのは、変わり者が多かったのですが(笑)(わたしもその一人でしょう)ワーキングホリデーが始まって以来日本からそのまま抜け出てきたような日本人の若者を多く街で見るようになりました。どことなくゴールウェイの雰囲気からも違っているそんな彼らと接点があるとは思いませんでしたが、ひょんなことからマーケットを手伝ってもらうようになりWA CAFÉのオープン準備にも携わってもらい、歳が離れているわりには意外と話も合い、彼女らと働くことによって私はすばらしい経験をすることができました。



よしみさんへ

わかふぇ3周年おめでとうございます。

私が帰国する何ヶ月か前のオープン、慌ただしくバタバタ準備していたのが懐かしいです。
確かオープン前に大きな石が投げ込まれ、ガラスがバリバリに割れて大きなショックと、
散乱したガラスの破片拾いに大変だったのを覚えているけど、そんな出来事もポジティブに跳ね除けて、
店内も外観もメニューも色々と凝って、みんなで協力して作り上げたのが、1年間滞在してた中でも
大きな思い出として残っています。
帰国前に「わかふぇ」で皆集めてライブ出来た事も、最高に嬉しくて、楽しかったです。
またライブしたいな♪
何でも思い立ったら行動し、いろんな事に挑戦するよしみさん。
きっとまた何か、企んでますね?
次は何が起こるのかな?楽しみです。
ゴールウェイの「わかふぇ」、いやアイルランドの「わかふぇ」として、
観光名所(笑)になるくらい、ステキで有名なお店になりますように♪


REPRETONE  FIDDLE
(元WACAFE寿司クイーン  )

奥貫史子より

http://ameblo.jp/ayakozmusic













なぜだか、みんなクリエイティブな特技を持っていて、まいこさんにはsushi rollsの完全レシピの作成、けいこさんは店内ののれん作りや座布団カバーの制作と経験もないのにシェフ、そしてその上私の状況を見かねて自発的にマネージャー的仕事も始めてくれていたという・・、えりこさんは外壁とシナモンロール、あやこさんマーケットのセールスナンバーワン寿司クイーンでおまけにフィドラ―(編集者注:レプラトーンのヌッキーさんのことをさしている)、あずささんは消しゴムハンコと紋切制作、とそれぞれの特技の産物をわかふぇちゃんに残して行ってくれたのでした。そしてそのひとつひとつの段階で打ち合わせを重ね、どんなお店にしたいか、という思想を込め、作り上げていきました。

「かもめ食堂」 ある時期わたしのやっていることを見て「かもめ食堂」って見たことありますか?と日本から来たお客さんによく聞かれました。あまりにもよく聞かれので、それぞれの人からかいつまんだ話から「かもめ食堂」のストーリーはなんとなく知っていたのですが。この映画が大好きだと言っているえりこさんからわかふぇ開店準備中のある日「是非見てください」とDVDを渡され、見てみました。フィンランドのヘルシンキでおにぎりをメインとした食堂をひとりで開いている女性の話です。主人公が異国の地で女ひとりで食堂を開店したものの、お客さんが全く入って来ない日が続きます。不思議な縁で日本から別々にふらりとヘルシンキにやってきた女性2人の手助けを得ることになり、店を繁盛させるために、あ~でもない、こ~でもない、と知恵を絞ります。しかしお客さんは入って来ない。ある日、暇つぶしにフィンランド名物のシナモンロールでも作りましょうか、と作り始めたところ、そのいい匂いに誘われて入って来たお客さんが常連になり、シナモンロールだけでなく他のメニューにもトライするようになり、次第に店が繁盛していく、という話です。このDVDを見た後、「じゃ、縁起を担いでWA CAFEでもシナモンロールを出しましょうか。」と思い付き、えりこさんにシナモンロールを作ってもらいメニューにシナモンロールが加わることになりました。
縁起担ぎで始めたシナモンロール、やっと効果を発揮してくれるようになりました。「かもめ食堂」の映画では店が繁盛するまでに一ヶ月でしたが、WA CAFÉ3年かかりましたよ・・・














ゴールウェイは人の出入りが激しい街でゴールウェイで生まれ育ってずっと住んでいる人を見つけるのが難しいですし、アイルランド人も外国人も絶えず入れ替わっていて、ゴールウェイのビジネスピープルにとっては従業員がなかなか定着してくれないのは悩みの種です。ましてや日本食という特殊なことをやっているわたしはいつも人材確保が大きなイシューなのですが、これまでのところなぜかいつもここぞ、という時に必要な人材が現れてくれます。(神様ありがとう。。)しかし、ゴールウェイというの街の性格上、人は流れていく、ということは学び、それならば、短いスパンでしか出会えないからこその一瞬のきらめきを生み出していきたい、とできる限りその時のその人の持っている能力をわかふぇで生かしてもらえるように、引き出して行けるようにやってきました。まさに一期一会です。この3年間の間たくさんの人がわかふぇで働いてくれました。WA CAFÉのそこここに、働いてくれたみなさん(時には友達やお客さん)のそれまでその人がやってきた事の知識や経験や、そして一緒にう~むと考えた結果がたくさん生きています。手作り感のあるいいお店になっています。わたしは自分ながらステキなカフェだなぁ、と思います。知恵と経験と思考と気持ちがいっぱい詰まっています。





わたしはこのような仕事につけてラッキーだな、と思っています。日本にいたら出会えなかった種類のひとたちに出会って話をして、私の知らない世界の話なんかも聞けちゃって、じゃあそこから何かできないかな、なんて考えて、一緒に新しいものを生み出すことが楽しくて仕方ありません。
カフェの経営ももちろんですが、こうやって人と繋がっていくこともわたしにとっては生きがいのひとつになっています。お客さんも含めて、街の人も含めて、一緒にやりたい、何か生み出していきたい、発信していきたい。これもご縁です。そしてわかふぇにご縁のあったひと達に、一緒に関わって何かやったことがその人に何かをもたらしてくれればいいな、と思います。経験やフィーリング、または自己発見、夢、希望、思想。。そしてみんな元気に前を向いて自分の道を進んで行って欲しいです。そして、たぶん私の本当にやりたいことはそういうことです、きっかけになること。ゴールウェイはそんなやりたいことをやりたい私を静かに応援してくれます。だから離れられません。










普段、人を驚かすことが好きだし、驚かす方が断然多いのですが、WA CAFÉオープン間もなくの頃、あるひとりのお客さんから、びっくり仰天させられました。ある日、オーナーと話がしたいとアイルランド人の若い男性がやって来たので、わたしが出ていくとその人がたどたどしく日本語で「こんにちは」と話し始めました。「あ~、よくある日本語が勉強したい人かしら?」と思って聞いていると、いきなり「はいっ」と紙を渡されました。それは、な、なんとWA CAFÉ MENUだったのです!!!表にはわかふぇの外壁に書いてある梅の花のマークがデザインとなって付いていて、全てのメニューが含まれ、お店の紹介や地図、コンタクトナンバーも入っていました。大大大大仰天です。というのも、開店当初全て手作りしたのはいいのですが、メニューは私がエクセルで作ったつたないもので、A4ページ5枚にもわたるかなり見づらい代物だったのです。友達からも「いいカフェになったけど、メニューがいまいち解りにくいね~」なんて言われていました。が、なんせ毎日忙しくメニューの改訂までには手が回りませんでした。で、そのアイルランド人の若者曰く、「この店が開店してから何回か来た。すごくステキなお店だと思うけど、メニューが見難くて残念に思った。自分はウェブデザインとかの仕事をしているので、表の梅の模様を使ってちょっと作ってみんだよ、自分でよければメニューのデザイン手伝うよ。」この事件は間違いなく私の人生最大のサプライズでした。いや~びっくりしました。そしてその後数回の打ち合わせを経てわかふぇの初版「ちゃんとした版メニュー」ができたのですが、無償でした。そしてその後彼は実にあっさりと「じゃ、また。」と去っていき、それからはたまに来てくれる常連さんのひとりとなりました。こういうところがゴールウェイなんですよね・・・。この彼だけでなく、開店当初の経営が厳しい頃、他にもいろいろなお客さんからの支援やアドバイスを受けました。わかふぇちゃん、ったらみんなに愛されてる♪







まだまだ油断は禁物ですが、今日はこの3年を振り返ってみて特に誰が褒めてくれるということもないので自画自賛してみました。(笑)そして区切りをつけて気分も新たに次に向かって歩き出します。

これからもおいしい日本食を手ごろな値段で提供し、ひとびとにとって何か感じるところのあるカフェに、ますます前進していきます。そして引き続きできるだけリアルで本物の日本文化を伝えるイベントも随時開催していきますのでよろしくお願いいたします!
今後ともWA CAFÉのお引き立てよろしくお願いいたします。そしてアイルランドにお越しの皆さん、是非ゴールウェイにもお寄りください。わかふぇでお待ちしております♪

では、今日も張り切ってまいりましょう~♪





よしみ@わかふぇ 


Photo Courtesy:YOSHIMI HAYAKAWA

(アイルランド共和国現地 9/4ゴールウェイ電)



PS.おもしろい心理ゲームを見つけたので以下に紹介します。
願いがかなうかな?




願い事が叶うゲーム


 1行ずつ、ゆっくり読み進めてください。
 先を読むのは厳禁でございます。



*:;;;;;;:**:;;;;;;:**:;;;;;:**:;;;;;:**:;;;;;:**




このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を
貴方にもたらすでしょう。



約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。
たったの3分ですから、ためす価値ありです。


まず、ペンと、紙をご用意下さい。
先を読むと、願い事が 叶わなくなります。




1
)まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。










2
1番と2番の横に好きな37の数字を、それぞれにお書き下さい。










3
3番と、7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。
(必ず、興味のある 性別名前を書く事。
 男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同性の名前をかく)










必ず、1行ずつ進んで下さい。
先を読むと、なにもかもなくなります。










4
456番の横それぞれに、
  自分の知っている人の名前をお書き下さい。
  これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。










まだ、先を見てはいけませんよ!!

8
91011番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。










5
)最後にお願い事をして下さい。










さて、ゲームの解説です。



1
)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。






2
3番に書いた人は、貴方の愛する人です。






3
7番に書いた人は、好きだけど叶わぬ恋の相手です。






4
4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。






5
5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。






6
6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。






7
8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。






8
9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。






9
10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。






10
)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。