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2013年4月27日土曜日

✈【INJ Essay】✈SMJ代表小林直美のアイルランド紀行✈Phase Four~✈コーブでタイタニックに思いを馳せる A small seaport town Cobh & The Titanic✈











A small seaport town Cobh
コーブでタイタニックに思いを馳せる





またまた、長距離バスに乗り込み、今度はCorkへ。
宿はCorkのバックパッカーズ(ユースホステルとよく似た格安宿)にとっていたがここでの目的は、実はCorkから南へ少し離れたところにある小さな港町、Cobh(コーブ)。


コーブはイギリスのサウザンプトンを出港したのち、タイタニックが立ち寄った本当の意味でのFinal Port (最後の出港町)。あの時代はヨーロッパからアメリカやオーストラリアなどをめざし何百万人もの大量の移民が移動していた時代。タイタニックにも新天地での生活を夢見ていた多くの移民が乗っていた。言うまでもなく、大勢のアイルランド人も…

そんなことを思いながらこの街を散策すると、いたるところに彼らのことを思い出させる石碑や建物がある。








とてもカラフルなコーブの街並み 





ここからタイタニックは運命の処女航海に旅立った





小高いところにある教会
事故後はここでもミサが執り行われたとか



【編集部補足】 コーブにそびえるランドマーク、St Colman Cathedral

尖塔を含む教会の高さではアイルランド第2位を誇ります。(91,4m=300ft).1915年建立。ちなみにアイルランドナンバーワンの教会はリムリックのSt Johns Cathedral,(93.8m=308ft)1861年建立。


日本との関係で言えば、1996年コーブ沖大西洋上でフロンガス漏れをおこし5名の日本人が亡くなった、第21大成丸冷凍機ガス漏れ事件。日本人の方々の葬儀はここセントコールマンでとりおこなわれ私も献花に・・     











        






港に立つメモリアル石碑や壁に取り付けられたプレート




そのひとつひとつがあの史上最悪の海難事故を思い出させ目頭を熱くする。
ここは静かにゆっくりとあの事故で亡くなった人たちや二度と戻れないという覚悟を決め愛する故郷を後にした当時の移民の方たちに思いを馳せることができる場所。


タイタニックと言えば有名すぎる97年のジェームス・キャメロン監督の映画で、いまさら…という気持ちもあるかもしれないが、私は今でも「一番好きな映画は何?」と訊かれると、躊躇なくジェームス・キャメロンの「タイタニック」と答えるだろう。ただし、私はレオナルド・ディカプリオのファンでもないし、ジャックとローズの恋愛ストーリーにもさほど関心はない。


私をくぎ付けにするのは、監督のリアリズムを追究するストイックさから生まれ出た数々の名シーン。例えば、沈みゆく船から逃げることをあきらめ、静かにベッドで横たわる老夫婦やいつもと同じように小さなこどもたちを寝かしつける母親。晴れた日にはデッキボードで父親と一緒に駒を回して遊ぶこどもなど。登場人物の衣装はもちろん、船の内装細部や食器ひとつに至るまで、当時そのものの素材やデザインを用いて再現したまさに前人未到のフィルムだ。

そんな中でもとりわけ私が好きなのは、なんといっても三等客船での
アイリッシュ・パーティーのシーン。

“To make each day count.” 一日一日をおろそかにしない
をモットーとしているジャック。片やローズはそんな生き方を知らないブルジョワ育ち。

そんなローズをジャックは
“So you want to go to a real party?”
と言って、三等客船でのアイリッシュ・パーティーに連れ出す。

フィドルやバウロンなどの楽器によりアイリッシュ・ミュージック独特の音色とリズムが作り出されるこのシーンは何度見ても鳥肌が立つ。小さな木製のテーブルにはしっかりとスタウトと呼ばれる黒いビールが置かれている。そう、言ってみればここは船の中のアイリッシュ・パブなのだ。国籍も堅苦しい人間の上下関係もここにはない。どんなに苦しくて不安でも音楽さえあれば魂が共鳴し、生きている瞬間を謳歌できる。このシーンには私のイメージするアイルランドそのものが凝縮されているように見える。

ジャックはローズに手を差し出し、一緒に踊ろうという。
ためらっているローズに、
“Come on! Come on!” 「さあ、さあ」
と、はっぱをかける。
(ちなみに…日本には漫才文化があるが、漫才でのボケと突っ込みの突っ込みに使うのもこのフレーズ。関西でいう、「なんでやねん!」がこの”Come on!”にあたる。)



このように、映画の中には使えそうなフレーズがいっぱい。また、セリフのほとんどは中学英語で学ぶ程度の文法しか使っていない。ただ、知らない単語や熟語(idioms)が出てきたり、英語独特の音により聞き取れずに意味がわからないという部分が出てきてしまう。
英語には日本語にない音がたくさん存在し、音がつながったり、変化したり、脱落したりという現象が起こるので(聞き取れなくても)仕方がないといえば仕方がない。でもそこを補えるのが文法力であったり、音のメカニズムについての知識なのだ。幸い、そういったことに関する発音やリスニング用のテキストはたくさん市販されているので試されてはどうだろう?知っていれば、聞き取りが楽しくなるし、聞き取れれば発音できるようになる。好循環が生まれる。

同じく映画タイタニックの中に、「この船はアイルランドのだよ」というセリフがある。
赤くカールした髪の毛といい、服装といい、ものの言い方といいどこから見ても生粋のアイリッシュ・マンという強烈な存在感を放っているTommyという男性。

彼の、
“It (Titanic) was built in Ireland. 15,000 Irish men built this ship.”
というセリフがとても印象的。

きっと当時のアイルランド人は皆、彼のように思っていたのかもしれませんね。
そして、こんな短いセリフの中にも、イギリスとアイルランドの長年の
歴史的関係(イギリスのアイルランドに対する数百年にわたる侵略行為に対し、アイルランドはずっとしたたかに抵抗し続けてきた)が垣間見えるから面白い。



皆さんも、お気に入りの映画を見つけたらセリフを覚えてしまうくらい何度も何度も繰り返し見てほしい。そして、アイルランドに行く前にはタイタニックを見て、コーブへ足を運んでほしい。きっといろんな思いがあなたの心の中をよぎるだろう。


(つづく)

































わたしたちは「日本を学んで世界を渡ろう」のメッセージを発信し、
この国の英語教育を変えていきたいと願っています。
日本人が真の国際人になるためにこれからも日本を題材とした
日英バイリンガル教材の研究・開発・販売を行っていきます。
真の国際人になるための大前提は、まず、自分の国を知ること。
どうかわたしたちに賛同し、応援してください。

Supermom Japan was founded to make a change in Japanese English education. If your child was born to be Japanese and to learn English, it is very important for him or her to grow Japanese identity while they learn another language.
We believe that confidence will come to your child by learning the roots of Japan and Japan itself when he or she communicates in English.
This is why we research and develope bilingual learning materials for Japanese.Learn Japan, Be Global! This is the key to remeber. By doing so, you too can change the Japanese English education with us.







Ireland Finest Moments















さあ、世間様はゴールデンウィークに突入✈✈✈

予定のある人もない人も、海外に行く人も行かない人も、
やっぱり休みのときぐらい、ゆっくりいいお酒は飲みたいわね。

できれば本場アイルランドのパブでグイッっといきたいところだが
そうは問屋がおろさない。

せめてアイルランドに根をおろす古豪アイリッシュパブの夢を見させて頂戴・・・・


いつかはアイルランドでスロンチャーしたい人のために・・・・




IRL  THE  OLDEST  PUBS
古豪傑出7選



No1    SINCE1178 Dublin



The Brazen Head is Ireland's oldest pub. Near to Christchurch 

Cathedral and The Guinness Brewery, it is well worth a visit for

both its historical value and reputation as one of Dublin's best 

Irish music venues.




No2   SINCE1390  Co Meath



It is said that the present Cock Tavern stands on the site of an old medieval inn and that it has traded without interruption since the 1390s. It therefore ranks as one of Ireland's oldest premises - and maybe the very oldest!




No3  SINCE1400  Waterford





No visit to Warterford is complete without a visit to the City’s oldest tavern. Licensed establishment for over 300 years old, this is one of Ireland’s oldest pubs. Step in from Georges Street and you are back in surroundings which were familiar to Irish people of centuries ago. The wall is the lounge was built over 800 years ago by the Normans and preservation orders have been invoked by Waterford Corporation on the premises.



No4  SINCE1711  Belfast




McHughs

McHugh’s bar dates back to 1711, making it the oldest surviving 

building in Belfast. Standing in the historical heart of the city, 

McHugh’s has watched as Belfast flourished from a small 

settlement into a thriving industrial centre in the18th and 19th 

centuries. With the 20th century came industrial decline and civil 

unrest but still McHugh’s survived and today, in an era of 

regeneration and renaissance for Belfast, the building remains.



No5  SINCE1641  Co Roscommon






Morahans Bar


Morahan’s Bar offers an authentic Irish Bar experience, through unselfconscious hospitality and gentle charm that hails from an older, less busy era.
Nestled in the town of Ballinagare, Co Roscommon on the main Dublin to Westport Rd, the bar has been in the same family since 1641.



No6  SINCE1667  Co Cork





The Old Thatch



The Old Thatch is the oldest thatched pub in Ireland and has been in the same family since 1667. The ownership of this establishment can be dated back to the 1700s. However, in 1867 the owner John Conway was refused a license on the grounds that he was housing Fenians.





No7  SINCE1611  Co Down




Grace Neills

This pub has the oldest title deeds, dating to 1611. To put that in perspective, Grace O’Neill’s had been open for nearly nine years when the English settlers landed in America.




















































2013年4月21日日曜日

✈【INJ Essay】✈SMJ代表小林直美のアイルランド紀行✈Phase Three~✈キルケニーのキルケニーはまずい?! Kilkenny tasted bad in Kilkenny?!✈









✈Kilkenny tasted bad in Kilkenny?!✈
キルケニーのキルケニーはまずい?!




ダブリンを後にして、次に向かうはキルケニー。キルケニーと言えば、そう、私をアイルランドまで導いたあのルビー色の美しいビールが生まれたところ。カナダで飲んだあの味が忘れられず、とうとうここまで追いかけてきてしまった。

キルケニーはアイルランドの中で最も古いビール工場(=キルケニーの修道院)で作られたのが最初だとか。ただし現在では国内よりも海外で飲まれているほうが多いようでアイルランド本土のローカルパブではなかなかお目にかかれない。言ってみれば、キルケニーはカナダやヨーロッパ・オーストラリア市場向けに作られている海外用のアイリッシュ・エールなのだ。そんなこととはつゆ知らず、本場キルケニーでおいしいキルケニーが飲めると信じていたあの頃の私。その夢がかなう瞬間がもうすぐそこまで来ている。



ダブリンからキルケニーまで長距離バスで移動。途中緩やかな丘と羊の群れなど少しニュージーランドを思い出させるような(でも空の色が違うんですよね。澄み切ってない。雨が多かったせいか少しグレーがかった哀愁が漂う空の色。それがアイルランドって感じだった。)いくつもののどかな田舎の景色を通り抜けながら無事到着し、その日は「意外に」街から外れたB&Bへ宿泊。「意外に」というのは、実は徒歩ですぐ着く距離だと思っていたのだが誤算で、小型とはいえキャリーケースをガラガラ引きながら行く田舎の道では少々迷いもあり、そのうえとちゅうで雨も降ってくるという最悪のコンディションに見舞われ、結局小一時間くらいは歩くはめになってしまったから。

道を聞こうにもそんなに小さな通りではないにもかかわらず、タイミングが悪かったのか、もともと通行人が少ないのか、確認できる人物に出会えず与えられた地図を見ながら根気よく歩き続けるしかなかったのを覚えている。今思えば、20代の異国でのバックパッカーの経験がなければ、そしておいしいビールが待っているという期待感がなければ、そしてパートナーがいなければちょっときつかった道のりだったかもしれない。





さて、キルケニーでは私には使うチャンスが巡ってこなかったが、皆さんには道を尋ねるときの定番クエスチョンをご紹介しよう。       

                                                                                                                                    

「~まではどのように行くのですか?」というのは英語で
Could you tell me the way to 場所?
と訊ける。

例えば、「このB&Bまでの道を教えてください」(と地図や住所を見せながら)と尋ねるときは、

Could you tell me the way to this B&B?

となります。固有名詞だと発音がわからない場合もあるしthis ~ というのは便利な言い回し。this placeでも通じますよ。

そして、このcould youで始まる質問はとても丁寧な疑問形になるのでよりカジュアルに訊きたいと思う人はCan you tell me ~?でもいいでしょう。が、その時には語尾にplease?を忘れないようにしましょう。英語において、この語尾のplease?とお礼のThank you.は円滑油みたいなものでコミュニケーションをスムースに図る上でとても大切です。(意識していないが、日本語でも同じかも)

そして、英語にはこのようにフレーズとして覚えてしまうと便利な表現がたくさんあるので理屈抜きでひとまとめにして覚えてしまうのも手。私の場合はカナダ留学前にこのような決まり文句を小冊子1冊分は覚えていっていたので、初めて着いた国でいざ実際にタクシーで空港から2時間弱ほどかかるホームステイ先へ向かわなくてはいけなかった時も、車中の運転手さんとの会話も随分とこれに助けられた。まさに、備えあれば憂いなしだ。

見知らぬ土地、特に海外旅行でのハプニングはつきもの。もし、困ったら、黙ってないで口に出すことが大切。シンプルに“I’m in trouble. Could you help me?”「困ってるんです。助けてください」といえばいい。

いったんB&Bに荷物を置いて、街中へ戻り、可愛らしいお店が立ち並ぶストリートを通り抜け、1703年にオープンした街の中で最も古いバーの一つといわれるTynan’s Bridge House Barへ。もともとはpharmacy(薬局)grocery shop(食料品店)として使われていたそうだが、それを改装したらしい。外も中もそのまま時代劇につかえそうなたたずまい。まるでタイムスリップしたかのようだ。店内はアンティーク家具がいっぱい。中でも目を引くのがスパイスを保管していたという小さな引出がいっぱいのラック。













こぢんまりとした感じのバーにさっそく座り、待ってましたとばかりにキルケニーを注文。一口飲んで玉砕。ある意味目からうろこ。

「すっぱ。このキルケニーすっぱい!!
明らかにここでは回転していないビールのようだ。
結論:キルケニーのキルケニーはすっぱかった。

そして、皮肉なことに私のキルケニー好きはキルケニーで幕を閉じた。
この後、キルケニーを口にしたのはおそらく主人が高松でパブを開店したつい2年間ほど前。ということは丸三年間私はこのあとキルケニーを口にすることはなかったのである。
今はもっぱらギネス派。でもね、アイルランドで一番はまったのはまたちがうエールだったのさ。



Kilkenny’s KilkennyThe Gate of Kilkenny Castle




さて、翌朝食べきれないほどの豪華な朝食をB&Bで堪能し準備万端。
次はどこの街へ行くのやら…




The town of Kilkenny & What a big breakfast!!



<つづく>











わたしたちは「日本を学んで世界を渡ろう」のメッセージを発信し、
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日本人が真の国際人になるためにこれからも日本を題材とした
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真の国際人になるための大前提は、まず、自分の国を知ること。
どうかわたしたちに賛同し、応援してください。

Supermom Japan was founded to make a change in Japanese English education. If your child was born to be Japanese and to learn English, it is very important for him or her to grow Japanese identity while they learn another language.
We believe that confidence will come to your child by learning the roots of Japan and Japan itself when he or she communicates in English.
This is why we research and develope bilingual learning materials for Japanese.Learn Japan, Be Global! This is the key to remeber. By doing so, you too can change the Japanese English education with us.



<つづく>





Ireland Finest Moments










アイランド=Island (名詞) の意味は四面が完全に水に囲まれており、そして大陸と呼ぶには小さすぎることをさします。そしてアイル=Isle (名詞) の意味は小さな島、またはどの島でもIsle となります。

アイルランドを、そう昨年のノートルダム大学ファイティングアイリッシュ開幕公式戦もこの呼称を使いましたが、“エメラルドアイル”と表現することがよくあります。

小さな可愛らしい島の国家ともいえるアイルランドですが、さらにその国土には348もの島々があるのをご存知ですか?

そのうち117の島はカウンティーメイヨーのクルーベイに存在し、181の島は湖上に存在するのです。







クルーベイってナンダ?・・・アイルランド通の方はご存知かと思いますが、アイルランドライブレポートでもお届けした、聖パトリックさんが見下ろす眼下に展開する Natural  
Ocean Bayのことです。ここは本当に心の洗濯に最適なスポットでお薦めです。

そこで今回はアイルランドの大きな島々トップテンを一挙ご紹介。
栄えあるトップ3はファイルとともにご紹介します。








Largest Islands IRL Top10








14.669ha(36.248 acres)




























3.090ha(7.635 acres)



















2,632ha(6,504 acres)




















4  Gorumna        2.391ha(5.908acres)

5  Bere                 1.773ha(4.381acres)

6  Arranmore        1.763ha(4.356acres)

7  Clear Island     1.632ha(4.044acres)

8  Clare  Island      1.628ha(4.024acres)

9  Rathlin              1.442ha(3.564acres)

10 Lettermore        912ha(2.253acres)