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2012年7月25日水曜日

帰ってきたアイリッシュパブトレインinことでん~香川発「緑軍団」が燃えた一日~【髙松琴平電気鉄道アイリッシュパブトレインレポート第二章】☆





髙松駅の横にあるうどん屋で四国新聞を読んでいたら、こんな記事を目にしました。


「香川県民は社長向き?/社長輩出率2年連続全国2位」

協調性や順応性に優れ、商売上手な気風が社長を輩出しやすいというのですが、「なるほど」と思わず頷いてしまった節があります。

一度は倒れた「ことでん」がとにかく元気。日本全国の鉄道を見てきた自分にとってはこの記事は十分に納得がいったのです・・・

社員さん駅員さんはみんな元気。自動改札もありますが、切符一つ切るのにも両手を差し伸べ「ありがとうございます」、と当たり前のようにやります。それが街に溶け込んでいる・・・
そんな大手私鉄は聞いたことがありません。




元来、自分は「ことでん」びいきではありません。しかし何度も多くの琴電の方々に接しているうちに自然と好感がもてるようになるのです。




こんなとこにもことちゃんが・・・・



運転士さんの鞄にもことちゃん・・・・
愛情をもって仕事されています。












ラッピングも可愛く・・・・



・・・・・ドアまでつぶして「ことちゃん」・・・車窓みえへんやろ・・・・乗降の際は降りる人乗る人「ご対~~面~~~」!




その「ことでん」こと高松琴平電気鉄道で日本で初めて「アイリッシュパブ」トレインを走らせた2011年から1年。






評判は評判をよび、2012年アイリッシュパブトレインが再び讃岐路を走破しました。肩肘はらず協調性に優れ、順応性に秀でた!?香川のみならず県外からも集結した「生粋の緑軍団」・・・さあ、その一日の足取りをレポートしましょう。



今回高松の地で多くの方々と知り合えました。皆様はぜひともアイルランド洗脳軍団として、ここ四国の地で今後も“グリーン布教”下さるようお願い申し上げます。
また今回車掌業務担当をさせていただき、子供の頃の夢がかなってしまい感激しました。











仕掛け人の高松アイリッシュパブ「クラック」小林オーナー夫妻、ならびに高松琴平電気鉄道取締役真鍋康正様には特段の謝意を申し上げます。


さらに数多くの写真のご提供に感謝申し上げます。雪崩のごとくフェイスブックにはアップされこれをすべてアップすると確実にPCはダウンします。ので、当方、高松琴平電気鉄道東京車掌区長としての「インスピレーション」にてお写真を拝借致しました。

見やすいレイアウトの都合上、最後に写真素材ご提供者様のクレジットを表記させていただきます。

とお堅い文面はここまでにして、それでは参りましょう!






アイリッシュパブトレイン

第二章

ことでんアイルランドカラー軍団がゆく・・・・・・






今回高松には往復サンライズにお世話になりました・・・

日本列島の鉄路を駆け抜ける寝台特急

瀬戸大橋からの絶景は忘れられません・・・・






今年も出発の地はここ仏生山車庫から・・・・

















今年のアイリッシュパブトレインはサプライズ運行!
琴電琴平線初!なんと電車もアイルランド仕様
「緑一色」です!





例えばJR山の手線は緑、中央線はオレンジと色で路線を識別していますよね。
ことでんも同じく琴平線は「黄色」、そして長尾線は「緑」と色で路線を識別しています。さらに、今回用意された車両編成は「全身ミ・ド・リ」・・・・

ツートーンカラーが基本であることでんですので、これも異例中の異例です。





全身ミドリ編成が琴平線に入線するのは史上初めて・・・・

こりゃたまらんわい(←鉄道系オタの戯言といじめないようにお願いします)








麗しき緑・・・本家アイルランドの「ミドリ」と比べても遜色ありません!






もっともアイルランドで人気のディングル半島の象徴はイルカ・・・髙松のアイドルといえば「ことちゃん」・・・・つまりは・・・






・・・・ということになります。



今年はミス坂出の久保恵莉さんと車内業務にあたります。
坂出は「塩」の町と教えて下さった久保さん。



なんと差し入れに坂出名物「ぴっぴめし」をお持ち下さりました。
ぴっぴとは地元で「うどん」のことをさすそうです、そうつまりは「うどん飯」!




三重県伊勢市から伊勢角屋麦酒本店、松田様が参戦。

今回日本初開栓トロピカルランビックをご提供下さりました。
・・・・・って松田さん、伊勢ってアイリッシュネットワークジャパンあるじゃないですか!
是非来年は伊勢のパレードにも!



今年は昨年より大幅にサーバーを増強、道中6種類のお酒を嗜みます。
先発はキルケニー、シメはギネスです。





営業許可もバッチシ!



クラックからことでんに転職したら?



・・・・・その頃、パブトレイン出発駅:高松築港駅では・・・・・






みどり軍団続々集結!






準備万端!

お待たせしました。14:38高松築港発"IRISH PUB TRAIN" 2012出庫
お客様をお迎えに参ります。










オ、キタ・・・





来たぞ、来た来た・・・




キタキタキター


キター===(^_^)v


キターーーーーーー\(^o^)/






























































































http://seanmusic.com/
















アイリッシュネットワークジャパン
エディターズチョイスアワード賞
決定

このお写真を撮影された方、どんな方法でも結構です。
当方までご連絡下さいませ。
今回のアイリッシュパブトレイン、私の最も心に残るベストフォトはこちらです↑↑↑
後日、8月にアイルランド帰省する際仕入れる
アイルランド土産を賞品として進呈したく存じます。






























ISJ募金へのご協力に感謝申しあげます。
またアイリッシュネットワークジャパンからの各賞受賞されました皆様
おめでとうございました。


















































閉塞感に包まれる現代でも、やっぱり人々は「笑いたいんだなあー」・・・


そんな思いを感じながら今回のイベントは無事盛大に終了致しました。
アイリッシュパブトレインinことでんの模様は整理をして8月にアイルランド各機関に行く際、
日本の活動として報告、また「ピン」ときたアイデアもあるので
ブリーフィングを兼ねてこのアイリッシュパブトレインから読みとれる
「人々を幸せにする企画」をアイルランド側にもちかける所存です。


多くの感動、たった一本のリポートではとても伝えきれないけど、
10年,20年たったとき、「あ~あの時こうだったね」と、フフフと思い出させる残像を
この一本のブログにまとめました。

お写真を提供下さった皆様、イベントを企画されたアイリッシュパブ「クラック」小林ご夫妻、
髙松琴平電気鉄道すべての皆様、そしてそして出会えた高松を愛する皆様、

本当にありがとうございます。

ことでんのみなさま、これはイベント列車です。日常の定時安全運行を宜しくお願い申しあげます。
そして高松から「元気な私鉄」の象徴として、真鍋様の手腕,期待しています。



楽しかった一日、高松の一日は終わりました。
なれど、ことでんはこれからも、1年365日走り続けますー