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2010年12月23日木曜日

☆Seasons Greetingsアイルランド激動の2010年をYOU TUBEで振り返ります~良いお年を!☆





今年もあと僅か・・・

2010年は貴方にとってどんな年でしたでしょうか?

アイルランドは「激震」の1年だったと思われます。

経済が崩壊し、失業率は漸増・・・

そんななかでも、アイリッシュはアイリッシュらしく

健気に2011年を迎えようとしています。


そう、年の最後くらいは「笑って」今年1年を振り返ってみたいと思います。

エディター独断!過去のアイルランド名場面をピックアップし

今年の「締め」としたいと思います。









まずはアイルランド国歌・・・

(Wikipediaより引用抜粋)


ペアダル・キアニーにより1907年に作詞される。1912年には「アイリッシュ・フリーダム」誌に初めて楽譜が掲載される。1916年の復活祭で首都ダブリンで発生した武装蜂起が失敗に終わり、囚われたアイルランド兵士がプロテストソングとして歌ってから有名になった。歌詞は全部で3番まで。コーラス部分は1926年に国歌として正式に採用。








Seo dhibh a chairde duan Oglaigh,

Cathreimeach briomhar ceolmhar,

Ar dtinte cnamh go buacach taid,

'S an speir go min realtogach

Is fonnmhar faobhrach sinn chun gleo

'S go tiunmhar gle roimh thiocht do'n lo

Fe chiunas chaomh na hoiche ar seol:

Seo libh canaidh Amhran na bhFiann.?

我等は歌う 兵士の歌を

意気揚々と奮い立つ歌声

燃え立つ炎を囲みながら

頭上には満天の星

来るべき戦いを待ちきれず

夜明けの光を待ちながら

夜の静けさの中 我等は歌う 兵士の歌を



Curfa:

Sinne Fianna Fail

A ta fe gheall ag Eirinn,

buion dar slua

Thar toinn do rainig chugainn,

Fe mhoid bheith saor.

Sean tir ar sinsir feasta

Ni fhagfar fe'n tioran na fe'n trail

Anocht a theam sa bhearna bhaoil,

Le gean ar Ghaeil chun bais no saoil

Le guna screach fe lamhach na bpilear

Seo libh canaidh Amhran na bhFiann.

<コーラス>

我等が兵士 この命 アイルランドに捧げん

荒波を越えて馳せ参じた者もあり

自由への誓い 祖先の地に暴君は要らぬ

今宵 我等は危険を賭して

悲しみも 幸福も アイルランドのために

大砲轟き 銃声鳴り響く中

我等は口ずさむ 兵士の歌を
















ラグビーの試合を観戦すると、「2曲」斉唱するのを知っていますか?

1曲は既述の国歌です。では、もう一曲は?

INJの先輩であったスタッフはこう記述しています。




ラグビー・アイルランド代表の歌




ラグビーのアイルランド代表チームは、サッカーのそれと異なり、北アイルランドと、アイルランド共和国との合同チームとなっています。地図の上では国境線のある両国(地域)ですが、アイルランド島全体で結成される代表チームということに感慨深く思われるファンも多いようです。



この両地域からの代表チームでもアイルランド共和国の国歌『 Amhran na bhFiann (戦士フィアナの歌) 』を試合開始前に斉唱してきましたが、1995年開催のワールドカップ南アフリカ大会を機に、ラグビーナショナルチームのための新しいチーム歌 - ラグビーアンセム - を IRFU (Irish Rugby Football Union)が作る事にしました。それが『 Ireland's Call 』です。



この歌は、名曲として親しまれている『 The town that I loved so well 』を作ったデリー出身のPhil Coulter により作詞・作曲されました。この『 The town - 』は私にとっては非常に思い出深く、かつ最も愛するアイルランドの歌でもあります。 ある年のセントパトリックスデーパレードの後、パブで祝杯をあげていたときに、突然この歌が流れてきました。店内のざわめきで歌詞は全く聴き取れないのに、なぜだか心に響きます。年配の低い男性の声で歌われているフォーク調の歌、あきらめ半分で、さっきまでヒット曲に併せて踊っていた若い女の子に曲名を尋ねたところ、歌のタイトルだけでなく、Phili Coulter の名前まで親切にもメモをしてくれました。その後CDを探し、歌詞を必死に聴きとり、舞台となっている場所を調べ、この歌がどれだけ愛されているかを知りました。






Ireland, Ireland







Side by side


We stand like brothers


One for all and all together


We will stay united through darker days


And be unbeatable forever






Ireland, Ireland


Together standing tall


Shoulder to shoulder


We'll answer Ireland's call






Come the day and come the hour


Some will live in song and story


We were born to follow our guiding star


And to meet our destiny with glory






Ireland, Ireland


Together standing tall


Shoulder to shoulder


We'll answer Ireland's call






Hearts of steel and heads unbowing


Vowing never to be broken


We will fight, until we can fight no more


'Til our final requiem is spoken






Ireland, Ireland


Together standing tall


Shoulder to shoulder


We'll answer Ireland's call






Ireland, Ireland


Together standing tall


Shoulder to shoulder


We'll answer Ireland's call


We'll answer Ireland's call!


「アーイルランド・・・♪アーイルランド・・・♪」といつもお風呂で口ずさんでます・・・・


・・・一曲歌ったところで・・・




もう羽田は国際線拡充もあって年末年始を海外で過ごす人でごったがえしてるとか・・・






愛国の翼 AER LINGUS




数ある広告のなかでも、これが一番好きです。

世界に散らばったアイリッシュが、クリスマスになると

アイルランドに里帰り、そんなシチュエーションにピッタシのCMではないでしょうか?



「エアリンガスはLCCなのか」という声があるのですが

これは言葉の恣意性で明確にはできないところがあります。

元々CMにも出てきたように、エアリンガスはB747に代表される

大型機を保有していた国営航空会社でした。

世界の航空地図は、欧州連合、とりわけ米国が嫌いなフランスや英国が

中心となって運賃の高値安定をはかっていたIATA(国際航空運送協会)

と大戦後オープンスカイを提唱・軍事の流れで多くの航空機を民間に払い下げたい米国との

対立軸で歴史を築いてきました。

そんななかエアリンガスはフルサービスのフラッグキャリアだったのです。

しかし規制緩和の流れでライアンエアに代表される格安航空会社が抬頭し

エアリンガスも対抗としてダウンサイジング戦略を選択、

機種は中型・小型に集約しサービスも簡略化して顧客流れを

止めている現実があります。

そんな流れで

「エアリンガスはLCCだ」という人もいれば
「エアリンガスはLCCではない」という人もいます。










これは格安航空会社ライアンエアーをパロッたシチュエーションコントですが

かれらのポリシーをエアリンガスと比較するとよくわかると思います。



①ノンフリルサービス(余計なサービス一切なし)

#例えば機内のギャレーを廃止してそこに座席を置く・・・
→ライアンエアーはトイレも有料か、などと騒動がありましたね。
→エアリンガスも機内サービスはほとんど有料に移行しています

②機内はモノクラス(ビジネスなんていらないよ)

→エアリンガスには中長距離線にプレミアシートがあります。ラウンジもあります。



③ポイントツーポイント運航

→エアリンガスは米国・中東~ダブリン→各都市といったハブ&スポークが現存してます

④変動運賃制

→エアリンガスも採用しております。バーゲンも頻出



⑤チケットの直接販売(旅行代理店はイラナイヨ)

→エアリンガスは代理店もあればインターネット販売もあります。



⑥人気のない空港や格安ターミナルを使用

→エアリンガスはメジャー空港の離発着がほとんどです。


⑦機材は単一(全部同じ形の飛行機)

→メンテの簡素化の傾向がありますが、機材はいろいろあります。


・・・いくつか例を挙げましたが、一概にエアリンガスはLCCとは言えませんが

その特性を採用した経営方針ははっきりしており、限りなくコストダウンへの

努力は今後も続くと思います。



LCCの肝要な点は、徹底したコスト削減と高い生産性なのです。




ここでアイルランドの音楽シーンをいくつか・・・





今年日本に上陸、旋風を巻き起こしたトリニティーアイリッシュダンス・・・

また日本に来てほしいですね・・・





今年も世界を魅了しましたケルティックウーマン・・
来年も米国ツアーなど、その活動の勢いはとまりません・・・・






リバーダンス2010も世界で熱狂!(北京公演)





アイルランドでは「そろそろユーロビジョン制覇」の声が大きくなってきています・・・






今、アイルランドは「プチJFKブーム」です。

混迷する時代だからこそ「神」を求めるのは

人民の性なのでしょう・・・・・・

(カソリックは大統領になれない、という不文律を崩壊させた主人公・・・
アフリカンアメリカンは大統領になれない、というコレマタ不文律を
これまた壊したオバマ大統領は、こういう観点からJFKを愛してやみません。
ちなみに現在のバイデン副大統領は、カソリックで初の「副」大統領だとか・・・)









・・・こんなこともありましたね・・・
ホントガックリきた「事件」でした・・・・






ちょうどダブリンから東京にむけて出国する準備をしていたときに

飛び込んできたニュース・・・

おかげで一睡もできませんでした。

来年は「試練の年」なのかもしれません・・・




いよいよクリスマス!

ダブリン国際空港はこんな大雪でした・・・↓↓↓


まさに激動の1年でした・・・・


2011年のアイルランドはどうなるのでしょうか?


しっかりと見つめていきたいと思います・・・・・







それでは、良い師走をお迎え下さい・・・・