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2013年7月19日金曜日

✰【INJ Essay】✰「What’s the craic? 天気は悪いが今日も元気!わかふぇよしみのゴールウェイ徒然草」Vol 28~ 「第1回Galway Sea Festivalの結果」





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速報!!
牡蠣早むき世界大会in Galway。日本チャンピオンを応援しにゴールウェイに行こう!!ツアー決行!
9月末ゴールウェイで行われる世界で一番歴史のある牡蠣の祭典「Galway International Oyster Festival」に、日本から添乗付きで参加できるツアーです!なかなかゴールウェイまで来るツアーってないんですよね。
しかもゴールウェイでたっぷり時間をとっています。よかったら是非♪

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「第1回Galway Sea Festivalの結果」







ご無沙汰しておりますが、みなさん、いかがお過ごしですか?

最近までゴールウェイは、暑い日と寒い日が交互に来るというヘンな天気が続いておりましたが,今日はヒートウェーブの真っただ中!29℃です!!こんなに暑くなるのは10年ぶりくらいです。


そう、アイルランドでは今が夏真っ盛り。
みんな短い夏を満喫するため、今日もここぞとばかりに薄着になり日光浴に精を出しています。
そして屋外でビールを飲んだり、バーベキューを楽しんだり~♪♪♪


さて、前回のエッセイ(Vol 27)でお話ししましたが、今年から新たに始まったフェスティバル、「Galway Sea Festival」が去る6月のバンクホリデーに行われました。
その結果をまだみなさんにご報告していなかったので今日はそれについて書いてみようと思います。







単刀直入に言うと・・・大失敗でした。(笑)(尽力なさった関係者の方、こんな言い方してごめんなさい。)


Mini Volvo」とも期待された海にまつわるフェスティバルでしたが、天気はさほど悪くなかったにも関わらず、WA CAFÉのあるDocksのまわりは閑散としており、いつもの週末とさほど変わらない3日間となりました。

レガッタレースやカヌーレース、ウィンドサーフィンやカイトサーフィンのデモンストレーションもあったようですが、海上で行われていた為、一般客が港で見物というわけには行きませんでした。


























Docksだけではなく、ゴールウェイ・シティセンターから少し離れた海辺の高級住宅街(?)のSalthillでもキッズ向けのマリンスポーツを楽しめる催しがあったり、イベントがあったようですが、いまいちぱっとせずに終わったようです。

街の中心街のレストランでは各店が協力してそれぞれ日替わりシーフードメニューを出したり、シーフードについてのトークイベントを開催したりしていました。


フェスティバル前には地元新聞Galway Advertiserには「Mini Volvo 10,000人を期待!」なんてありましたので、あまりにも普段と変わらない週末にちょっと不安になり、他はどうだったのだろう、と、お友達のビジネス仲間にも結果を聞いてみましたがやはりどこもパッとしなかったようでした。

わたしだけの小ビジネスでもけっこうなショックと打撃を受けているのに、大々的に宣伝していた行政関係はこの結果にかなり落胆しているのではないでしょうか。






その後、新聞にもあまり取り上げられておらず、なんだかうやむやのうちに終わってしまって、このままフェイドアウトして行くのもなんなので、「Sea Festival」を私なりに反省してみました。
不発に終わったこの第一回目Galway Sea Festivalもあと何年、何十年かして、「最初はあんなだったけど、こんなに大きなフェスティバルになったね。」
と笑えるような日が来ると思い、記録に残そうと思います。

WA CAFÉはゴールウェイドックスの、いち零細ビジネスですがこれからも関わってフェスティバルとともに成長していきたいです。



みんなの感想をまとめると、このフェスティバルの不振には次に挙げるような点に起因していると思われました。

①    Sea Festival」といっても街の人たちが一体何のお祭りなのか、何をしていいのか充分に理解していなかった。

②    ①になった原因はオーガナイザー自体がお祭りとして何をするのかというはっきりしたビジョンを持っていなかった。

③    オーガナイザーに名前を連ねていたのは行政関係であり、手足となって動ける地元ビジネスが直接関わっていなかった。

今から思えば、4月に行われたばかりの今年でまだ2年目のGalway Food Festivalが初年度から大成功を納めているのは

①    Galwayをグルメの街に」「地元の食べ物をよりおいしくより安全に」コンセプトが分かり易かった。
②    参加する人が簡単に楽しめた。(食べること!)
③    直接の利益に繋がるレストラン等の人的&財源的協力をたくさん受けられた。

というSea festivalが不振だった要因の真逆の作用があったからでしょうか?
どちらのフェスティバルも政府からは同じくらい補助を受けていたはずなので、フェスティバルもやりようです。

日々勉強です。。。






まだまだ一部の人を除いては「海」はまだそんなに近くない存在なんだろうなぁ、というのが正直な感想です。
これから何年かかるか分かりませんが、「海」がゴールウェイ市民にとってもっともっと近い存在になっていってくれるといいな、と思います。

「海の国」から来た(「山の国」とも言えますが(笑))日本人としては、なんとかここで「Sea festival」を盛り上げるために役に立ちたい所です。
そして日本とアイルランドとの間になんらかの交流が生まれるようになるといいなぁと思います。









では、ここで未来のゴールウェイベイをご紹介しましょう。
Sea festivalの初日に行われたコンベンションでのプレゼンで紹介されていました。
未来のゴールウェイハーバーは豪華客船が入って来られるようなインテグレートベイに進化します。
将来の港の様子をCGで見てみましょうか。








コンベンションでは有識者が国内外から集まり、「sea teach」「sea food」「sea port」「sea energy」の4つの視点からゴールウェイの発展について熱い議論が交わされました。
その後、ゴールウェイドックスでは軍艦船Navy Vassel [Le Aiofe ]での海上パーティが催され、女性指揮官が自らゲストをお迎えしていました。
船上では豪華な料理にワインが用意され、水兵たちがサーブして廻ります。


































漁港そのままの、色気も華やかさもないゴールウェイ港でのゴールウェイセレブ達の海上パーティ。
外の景色と中でやっているパーティのギャップに変な感じもしましたが、何年後かはこの外の景色も変わっているのでしょう。

素敵なマリーナに変身するゴールウェイドックス。ハイテクマリーナにはヨットや豪華客船が停泊し、散歩がてら港にやってきた地元民や、船でやってきた観光客たちが散策したり、ベンチに座って港を眺めたり、大道芸人たちが音楽を奏でたり、パフォーマンスをしたりする。。










今後こういうことに向けて街が動こうとしているんだな、ということがだんだん見えてきました。
アイルランドも不景気で大変ですが、前を向いて行きましょう。
わたしもがんばらなきゃ、です。

WA CAFÉもいつか豪華客船からお客さんがわんさと押し寄せても大丈夫なように(笑)毎日精進しますね!!




さぁ、今日も元気にまいりましょう♪


早川芳美@Wa Cafe


Photo Courtesy:YOSHIMI HAYAKAWA

(アイルランド現地 7/16ゴールウェイ電)