Photo Special Thanks
Fine Art Photographer. 1978, Born in Japan. 2008, Started photography unschooled.
GABOMI photographs the beauty in everyday life. GABOMI's works have been shown in many solo and group exhibition in Japan, such as Shionoe Museum of Art. 2011, the exhibition "100 anniversary of Kotoden" (at Takamatsu Tenmaya) created great sensation, and the advertisement, used her photographs, got numerous awards. 2012, GABOMI participates in the exhibition "Takamatsu Contemporary Art Annual vol. 2" at Takamatsu City Museum of Art. 2013, awards won at SICF14 Shimuta Nobuko prise (Judgement prize).
しゃしんか ガボミ
1978年高知県うまれ 香川県そだち
2008年より独学で写真を開始
2011年「ことでん仏生山工場」の撮影がきっかけで被写体のあるがままを記録する写真の力を知り、以降記録写真を中心に様々な作風で写真の可能性を切り拓いている。塩江美術館、Bギャラリー(新宿)、まちのシューレ(高松)、AKAAKAギャラリー(西麻布)などで個展。2011年私鉄ことでんの車輌工場を撮影した「ことでん百年目の写真展」(高松天満屋/2011年)が反響を呼び、一連の写真をメインビジュアルに使用した広告は、2012年全広連鈴木三郎助地域賞優秀賞、香川広告協会広告賞印刷部門 新聞部門で各優秀賞を受賞した。2012年 写真集「ことでん仏生山工場」を赤々舎より刊行。高松市立美術館「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.02」に出展。2013年 as it is としての活動を開始。2013年SICF14 紫牟田伸子賞を受賞。
EXHIBITION
2-31th May , Solo exhibition at TOYTOYTOY in Kagawa.
22th May, Group exhibition at Gallery Huue in Singapore.
7th July- 16th August, Group exhibition at Kami City Art Museum in Kochi.
September, Solo exhibition at FOTOSOFT in Taipei.
展覧会のお知らせ
5/2 〜 31、 個展 高松 TOYTOYTOY
5/22〜、 グループ展 シンガポール Gallery Huue
7/7 〜 8/16、 グループ展 香美市立美術館
9月 個展 台北 FOTOSOFT
第四回高松アイルランド・フェスティバルのご報告
皆様ごきげんよう。四国INJ(アイリッシュ・ネットワーク・四国)代表、秋山彩と申します。私がアイルランドに出会ったのは、かれこれ十数年前です。きっかけは、高校時代読んだ司馬遼太郎『街道をゆく 愛蘭土紀行』を読んで興味をもったこと、また、当時はやっていた映画『タイタニック』で、主人公たちが豪華客船の三等客室の酒場で踊るシーンを見て、「こんな楽しい音楽に合わせて踊ってみたい!」と猛烈に憧れたことです。大学入学後、アイルランドのたて笛ティン・ホイッスルを練習し始め、アイリッシュ・ダンスの練習会に通い始めました。そして、思い切って春休みにアイルランド西部を一ヶ月半ほど旅行し、ミルタウン・マルベイという音楽の盛んな町に滞在しました。
ミルタウン・マルベイは「ウィリー・クランシー・ウィーク」という音楽祭で有名な町です。私が訪ねたのはオフシーズンでしたが、皆さんがとても親切で、地元の音楽家にティン・ホイッスルを習ったり町のパブ・セッションに連れて行ってもらったり、また、滞在していた宿のご家族とSt. Patrick’s Dayの祝祭を過ごしたりして、とても楽しい経験をしました。翌年夏には二度目の渡愛を果たし、三ヶ月間アイルランド各地のサマースクールを廻ってコンサーティーナを習いました。毎日いろいろな人と一緒に音楽を演奏し、踊り、毎日がお祭りのようなひと夏を送ったのでした。
しかし、大学を卒業して就職し、また香川県の実家に帰ってきてからは、すっかりアイリッシュから遠ざかっていました。ある日、ひょんなことから知人に「第二回高松アイルランド・フェスティバル」のことを教えてもらい、ドキドキしながらステージ演奏やパレードに参加したのが、2013年春の第二回高松フェスティバルです。その日から、私の心に、アイルランドが戻ってきました。
Hello. I am Aya Akiyama, chairperson of Irish Network Shikoku.
I watched a movie “Titanic” to fall in love with Irish music and dance when I was a high school student, and I started to learn tin whistle and Irish set dance right after entering college. I visited Ireland and stayed in Miltown Malbay, which is famous for music festival called “Willie Clancy Week” in July. I stayed there for more than three weeks in February and March. At that time a local flute player gave me tin whistle lessons and she took me to pub sessions. I spent St. Patrick’s Day with family at the B&B I stayed and I am so grateful their hospitality. Then I revisited to Ireland to learn concertina next year. I enjoyed classes, sessions and dance during whole summer.
However, I had stopped playing Irish music after I started working and returned to hometown in Kagawa. One day I was asked to join in 2nd Ireland Festival 2013 by chance, and Ireland suddenly come back to my life.
今回の第四回フェスティバルは、春らしい天気に恵まれ、多くのお客さんに来てもらえて、盛況だったと思います。
お祭りについて、今回言えることが二つあります。
一つ目は、「お祭りは、見ているより参加する方がずっと楽しい。お祭りは、参加するより、つくる方がずっとずっと楽しい!」ということです。徳島の阿波踊りに「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」という歌詞がありますが、まさにその通りだと思います!ご来場された方は、恥ずかしがらずに、フェイスペインティングで頬にシャムロックを描いてもらってください。一緒に踊り、丸亀町商店街をパレードしましょう。踊るのはちょっと…という方は、生ギネスで乾杯して、一緒に高松フェスティバル名物の「緑うどん」を召し上がりましょう。そして、バナーを貼りや会場設営などのお祭りボランティアをすると、より多くの人と関われて、お祭りがより一層楽しくなることは間違いありません。
This year, 4th Takamatsu Festival was a big success, thanks to volunteers and blessed with lovely spring weather. I believe that you could enjoy the festival more if you took part in it, rather than just seeing it. Let’s have shamrocks drawn on your cheeks, dance and join in the parade, and have a pint of Guinness. Eat green udon, which is provided by famous Ohshima Udon. And it would be much more fun to work as a volunteer rather than just being there.
もう一つ言えることは、あらためて、「アイルランド・フェスティバルは楽しい!」ということです。
高松フェスティバルは毎年、高松市中心部の丸亀町商店街で開催されています。丸亀町商店街はアーケードの通りにお洒落なショップが立ち並ぶ、とても素敵な商店街です。メイン会場は、丸亀町商店街壱番街の十字路に位置する、円形広場「丸亀町ドーム」です。オープンスペースですので、入場無料、出入り自由です。商店街のお客さんが東西南北360度方向から、お祭りを見てくれます。また、商店街を往復して行うパレードでも、お買物中のお客さんや路上を通行する人たちが、笑顔でパレードを見てくれています。陽気な音楽につられて一緒にパレードについてきてくれる人も大勢います。街全体でいろんな人にお祭りを気軽に楽しんでもらえることが、高松フェスティバルの大きな魅力だと私は思います。ということは、このフェスティバルは、普段アイルランドにあまりなじみのない一般の人にも、アイルランドに興味をもってもらえる、絶好の機会といえるでしょう。今後は、四国INJブースをもっと充実させ、アイルランドについて知ることのできる展示や、アイルランドの楽器を体験できるコーナーなどを増やしていきたいと考えています。
And I would like to tell you that Ireland Festival is so fun! Takamatsu Ireland Festival has been held at Marugamemachi shotengai in the centre of Takamatsu city every year, which is one of the coolest shopping streets in Japan. You can enjoy shopping of course. Lots of local people who enjoy shopping stop their foot and see what is happening at the Dome and street. It means that the festival is a very good chance for them to know about Ireland. It is one of the attractions of Takamatsu Festival that everyone can join us.
今回は、プロのパフォーマーの方がたくさん協力してくださり、ステージのクオリティがぐぐーんとアップしました。大阪のアイリッシュ・ダンサーEddy吉野さんには、参加無料のステップダンスのワークショップをしていただきました。多くの方がおそらく、初めて本格的なアイリッシュダンスを生でご覧になって、リズミカルな靴音や情熱的なステップに魅了されたことと思います。しかも、阪本さん&北村さんの息の合った生伴奏つきの、贅沢なワークショップでした。また、西日本をツアー中の音楽ユニットTim Scanlan×Taro×Toshi Bodhranも出演してくださり、躍動感あふれるド迫力の演奏で、会場を大いに沸かせてくれました。
それから、高松出身のモデル小泉みゆきさんが急きょ東京から駆けつけてくれて、パレードに華を添えてくれたことにも、心から感謝です。彼女は地元香川でとても人気があり、あっという間にパレード先頭に人だかりができて、大変驚きました。また、県内のボーイスカウトさんや、おなじみの琴電のマスコット「ことちゃん」と地元企業のキャラクター「さぬキジくん」の着ぐるみもパレードに参加してくれました。
県外からはバグパイプ奏者が演奏しに来てくれ、また、県内で活動する「アトランティック・ウェイブ・バンド」の演奏や、イギリスのフォークダンス・グループ「さぬきモリス」のダンスもありました。オカリナグループ「ミモザ」さんもパレードに参加してくれました。素敵な軽妙な語り口でステージの司会進行してくれたMCジャン・クリストフにも大きな拍手を送ります。その他にもボランティアで協力してくださった皆さん、ありがとうございました。
最後になりましたが、商店街振興組合の方、アイリッシュパブ・クラック、アイルランド政府商務庁、INJ本部の方にも大変お世話になりました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今年の飲食ブースでは、毎年恒例の樽出し生ギネスビールに加え、今年は四国産の柑橘を使った珍しい地ビールが販売されました。お子様やお車の方は、ホットチョコレートで身も心も温まりました。多くの参加者がカップを片手に、旧知の友と和やかに歓談し、踊り、ドーム全体が大きなパブリック・ハウスのように感じました。これからもこうして毎年、年に一度、この場所に集える仲間がいれば幸せだなと思います。
これからも、アイルランド・フェスティバルを通して、アイルランドのことを四国の人にもっと知ってもらえたら、そして、日本中・世界中の人に、四国や高松のことをもっと知ってもらえたら、大変嬉しいです。これからも、アイルランド・フェスティバルによって、人の輪がもっともっと広がっていけるよう、微力ながら貢献できたらと思います。皆さん、また来年、会場でお会いしましょう。ありがとうございました。
This year, a professional Irish dancer Eddy Yoshino had a free workshop for us. Also some superb musicians - Tim Scanlan, Taro Inoue, Toshi Badhran had a great performance on stage and excited audience. A model Miyuki Koizumi joined the parade and many fans come to see her. Boy Scouts, Koto-chan of local Kotoden train, and Sanukiji-kun character also took part in the parade. Two bagpipe players, ‘Atlantic Wave Band’, ‘Sanuki Morris’, Okarina group ‘Mimoza’ also joined us. We appreciate our wonderful MC Jean Christophe. I would like to express our gratitude for Marugamemachi shotengai, Irish pub the Craic, Ireland Enterprise, and INJ in Tokyo. Thank you for all your support.
We had Shikoku original beer along with Guinness and hot chocolate this year. Many people chatted with cups of drinks in their hands, laugh with friends, dance, sing and had fun. The dome seemed like a big public house.
It would be great if more and more people get to know about Ireland and Irish culture, and we could express about us to the world as well. I do hope that we can see you at the dome again next year. Thank you!
秋山彩
Aya Akiyama